こんにちは
夏風邪で1週間近く体調を悪くしていた朴です。
先日も本日も後日も末日も暑いですね。暑すぎて蝉もダウンしてそこまで声が聞こえません。
今回は他の同期が絶対書けないSAPの内容ついてお話をします。
何故書けないのか。それは一人だけ配属が違うからです…。
👏さぁ拍手でどうぞ👏
SAPとは、ドイツの企業「SAP SE」が提供するERPソフトウェア/またはその会社のことです。
なのでERPの概念自体はGRANDITとそこまで変わりはありません。
SAPの正式名称は”Systems, Applications, and Products in Data Processing”です。
特徴としては
・世界最大規模のERPソフトウェアベンダー
・多国籍企業向けに標準化された業務プロセスを提供
・製造、会計、販売、在庫管理、人事、調達など、企業のあらゆる業務を統合管理
企業が属している国の場所を問わずに導入/運用できるのが強みですね。
このSAP社が提供している製品に、SAP S/4HANAというものがあります。
この製品の特長として
・高速処理
・リアルタイム分析
・クラウド対応
・業務の統合
と、様々なものがあります。
一つの企業には様々な業務があり、購買、在庫管理、生産、出荷、請求、会計、などなど。
この製品があると、そんな企業の様々な業務を一つのプラットフォームで管理/分析できちゃいます。
SAPの導入で、こういった業務の効率化・可視化・内部統制を図りたい時に役に立ちます。
また、クラウド版などもあり、それぞれの違いは下の図のようになります↓
項目 | Public Cloud | Private Cloud | On-Premise |
---|---|---|---|
カスタマイズ | △(最小限) | 〇(可能) | ◎(完全自由) |
導入期間 | 数ヶ月 | 半年~1年程度 | 1年以上かかることも |
費用感 | 月額サブスクリプション(低~中) | 月額+初期費用(中~高) | 初期投資が高額(高) |
アップグレード | 自動(年2回) | 自社タイミング | 自社タイミング |
運用管理 | SAPが対応 | SAP/自社が対応 | 自社が対応(物理的なサーバーなど) |
このような感じでそれぞれ強みをもっているので、大きな企業だけでなく中小にも対応しています。
Public CloudはF2S(Fit-to-Standard)と呼ばれる、SAPが提供する標準機能(Best Practice)を前提に、
自社業務を合わせるというやり方を採用しています。
SAP研修では
基本的に弊社のSAP部署はこのPublic Cloudを使っています。
研修ではERPとSAPについての概要を学び、各モジュール(販売等)の理解、デモ実機に触るなどたくさん勉強をしています。
GRANDITと比べると、今のところ座学が多いかなーと感じます。
ただ、どちら(GRANDITとSAP)もやはり最初は理解するのに時間を要しますし、結局同じERPなので学ぶことはたくさんあります。
そんなSAPに行ったのは一人だけ!
同期がGRANDITの事を話しているときは会話に一切入れないので、とりあえずヘラヘラしてます。
風邪対策(風邪薬、栄養ドリンクなど)は家に常備しておきましょう!(1敗)